2016年08月28日

安岡正篤(やすおかまさひろ)「活学一日一言」

   8月28日(日)  人格価値を悟る



 意外に多く教養ある婦人が、人間の価値を知識や地位や財産や手腕に求めて居る。
漱石の云った様に「頭と腕を挙げて実世間に打ち込んで、肉眼で指す事の出来る権力
か財力を掴まなくては男子で無いと考えている」教養ある婦人が実際多い。そして巧
みな会話や流行の服装が「覚めたる婦人」に対する勢力も亦著しい。

 神秘家の言葉をかりると、そういう婦人はコジテ‐ションCogitation(仮見)に止
まって、メディテーションmeditation(内観)、コンテムプレーションcontemplation
(中観)も無い。ゆえに到底真の人格価値を悟ることが出来ないのである。

 真の人格価値はやはり至純なる内省に待たねばならぬ。純真な女性であって、始め
て大丈夫(ますらお)を恋するであろう。
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2016年08月27日

安岡正篤「活学一日一言」

   8月27日(土)  心田を肥やす



 歴史の中に蔵されている人間の美徳の優れた文献、優れた人物を発掘して、われわ
れ自身の心田を肥やさなければ、人間としての進歩はいうまでもなく、事業の発展
も、文明の創造もできません。

 大いなる未来を開くには古典にかえる必要があります。それに気づかず、追いたて
られるままにこの現代文明に忙殺されるというのは、まことに危険なことでありま
す。



     得意の時にこそ



 人生に、最も注意すべきことは、得意の時にひとしお心の備えを緩めぬよう、心が
けることである。
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2016年08月26日

安岡正篤「活学一日一言」

   8月26日(金)  敏



 学問・求道では特に心を活かすということが大切だ。これを機慧(きけい)とも敏
慧(びんけい)ともいう。単なる論理的頭脳でなく、活きて心が閃く、機をとらえて
活かすことだ。孔子もしばしば『論語』に“敏”ということを説いている。



     心身統一法で増す力



 心身統一法によってその内容量をふやす力、第一が体力であります。第二が胆力。
第三が判断力。第四番目が断行力。第五番目が精力。第六番目が能力。この六つの力
が生命の中にその内容量を豊富にしていないかぎりは,どんなことをしても完全健康
と完全運命を自分の人生のものにすることはできないのであります。

 たとえ懐に一文もなくとも、これだけの六つの力が自分の生命の中に内容量豊かに
なれば、人生はこれさながら天馬空であります。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする