2016年09月07日

安岡正篤「活学一日一言」

   9月7日(水)  明治の人物



 明治の頃の人物を調べて見ると、優れた人物が多い。ところが私家の行いを見る
と、どうも酒飲みや女好きが多い。地方長官会議などやると大変だったらしい。私の
親族の者が熊本の県令をしておったが、その長男が私の学生時代の保証人で、よくそ
の当時の話をしてくれました。地方長官会議の時、宴会などをやると、酒飲みが多く
て、大臣を遠慮なくやっつける。酒は飲む、喧嘩はする。女は御馳走くらいに心得て
いた男が多い。私事を論ずればまことに悪い。ところが一朝天下国家のことになると
非常に滅私奉公の精神に富んでおった。



   人生、何事も「調和」



 自己の人生の完成を現実に企図するものは、常に何事何物にも「調和」ということ
を決しておろそかにすべきではない。

 現にわれらの実践する心身統一法なるものも、この絶対真理にのっとって、生命の
一大調和を現実化しようとする敬虔な意図のもとに組織した方法なのである。

 特に、その基本要諦となっている精神態度の積極化ということこそは、まことに全
生命体に対するもっとも根本的な調和基盤をなすという重大なものなのである。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする