2016年09月11日

安岡正篤「活学一日一言」

   9月11日(日)  義と礼



 義に走って礼を忘れると偏屈になる。義を忘れて礼に拘わると卑屈になる。



   楽しむ



 『論語』に曰く「之を知る者は、之を好む者に如かず」と。知ることは本来余り価
値がない。これに対して、好むことは対象を自分の情緒の中に入れることであって、
身になる。更に深く理性や潜在意識の働きが加わると、これを楽しむという。

 全ては楽しむという境地に到って、初めて渾然として具体化してくる。つまり人間
そのもの、生活そのもの、行動そのものになるからだ。学問もこの境地に達してこそ
本物である。



   本当の欲望は楽しい



 かなわない欲望を心に描くと苦しいんだ。真理の上から論断すると、悩んだり苦し
んだりする欲望は欲望とは言えないと思う。

 本当の欲望というのは楽しい欲望のことなんだ。欲しがりゃ欲しがるほど楽しいの
が本当の欲望。だから、すべからく楽しめる欲望を炎と燃やしなさいと言いたいんで
あります。そうするとその欲望を燃やしゃあ燃やすほど、何ともいえない、人世が豊
かなものになるんだよ。これが天風哲学の主張する、燃やしなさい、燃やしなさいと
いう欲望なんだ。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする