2016年09月20日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」

   9月20日(火)  日本を救うのは誰か @



 かって、私は萩の松下村塾の前に立って考えた、「天下の大患は人皆その大患たる
所以を知らざるに在り」と看破し、「唯今の勢は-----治世から乱世なしに、直に亡
国になるべし」と断じて、それには「草莽くっきの人を望む外頼みなし」「草莽くっ
き、豈に他人の力を仮らんや-----ただこの六尺の微躯が入用」と覚悟し、それを実
践した松陰や弟子達は実に偉い。然し彼らの維新運動は決して独力でやれたのではな
い。やはりその背後に幾多の先輩老人の苦心助力が積もり積もっている。



   無私無我の生活



 現代のような物質偏重の時代であっても、人生の根本哲理は、自我を本位としない
生活こそ真の人間に与えられた最高至純の合理的なものであるということに、何の変
りもないのである。

 いいかえれば、人間は無私無我の生活を本位として活きてこそ、ほんとうの人間と
しての幸福-----健康と長寿とよき運命-----を求めなくても恵まれるというのが、こ
の世ある限りいささかも変わることのない、人生に賦与されている宇宙真理なのであ
る。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする