2016年10月05日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   10月5日(水)  遊 学



 真の学問は始めもなく終わりもないものだが、どこをとっても良いというものでな
ければならぬ。だから真の学問をしようと思えばどこからでも入れる。丁度大河が幾
多の支流を合わせつつ海に流れてゆくように。その意味で“遊学”は実によい言葉
だ。



   真・善・美



 いかなる人事世事に応接する際にも、まず心の積極的態度を崩してはならないこと
と同時に、平素心して真我の尊厳さを乱さぬために、自己の思考内容(特に人生に対
する)を信念的に高潔に把持することに専念せねばならない。

 しかして、その要諦は、ただひとえに、つねに、真(誠)善(愛)美(和)を本位
とする思考を以て、自己の精神生命の現実の姿とすることに努めることである。



   慈心と仁心



 器量が大きそうに見える人で、ときどき「断」を欠く人物がある。人物は見識と勇
気をもってよく断じなければ実行が立たない。特に悪を除くのに対して、気が弱く、
同情心などからぐずぐずしていると、大罪悪を犯すことになる。この同情心、甘やか
す心を慈心とし、これに対する大きな天地生成化育の心を仁心とし仁心によってよく
断ずることができる。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする