2016年10月13日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   10月13日(木)  十三夜  学問の必要手段



 真の学問はまず何によるべきか。それこそよき師友、活きた人物の感化に勝るもの
はない。次に陶冶された人格から出る直感的智慧(徳慧)の結晶たる諸の述作、こと
に古典である。我々の英雄哲人に対する私淑は、ここにおいてソッタクの妙を現ずる
のである。これ等に対して抽象的一面的な理論ほど、人物を教養する力は薄い。



   心の操縦



 現代人が心を完全に操縦できないで、招かなくともよい不幸や苦悩を味わっている
のは、あまりに実在意識を過重視し、潜在意識の存在をおろそかにするため、潜在意
識の運用が不完全になっているからである。ちょうど、馬術の心得の乏しい人が駿馬
に乗った時、馬の静穏の時はともかく、何かの拍子で馬が暴れ出すと、たちまち混乱
に陥り、完全にそれを操縦するどころかしまいには振り落とされてしまうのと似てい
る。人生は心の操縦を完全にすることが先決である。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする