2016年10月17日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   10月17日(月)  徳を好む



 食を欲し、色を好む様なことは、未(ま)だ人間の一般的な低い性能に過ぎない。
徳を好むに至って初めて人に高き尊き大いなる生があるのである。我等世紀末の人間
は性能の低きに走って、この徳を好むことが出来ない。才を愛し得ても徳を解しな
い。



   観念が人生を決める



 どんな、唯物論者でもまた物質至上主義者でも、心を度外視し、観念を没却して、
その議論を決定することは断じてできない。

 否、観念こそ人生を極楽にもし、また地獄にもする。これが絶対の真理である以
上、いかなる場合にも、憂愁、煩悶、恐怖、憤怒、悲観、苦労は断じて禁物である。



   人間の因襲



 物には慣性というものがあります。人間には因襲というものがある。

 同じような人ばかり、同じようなことを考え、同じような話をし、同じようなこと
を繰り返しやっておりますと、非常に単調になる。単調になると、これは人間の習慣
性で、生命、精神が鈍ってくる、眠くなる。人間が眠くなると溌剌たる創造性を失っ
てくる。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする