2016年10月22日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   10月22日(土)  藤樹先生



 人間、学ばないというと、藤樹先生の言う通り「迷睡昏昏たり」で、つまらぬこと
にどこまでも迷って、ぼんやり眠っておるのと同然何も分からない。然し「学べば明
覚セイセイたり」、星が輝いておる様に心中明るく冴える。学んでも覚めなければこ
れは学ばざるに等しい。藤樹先生は、先ず自らに反って覚ろう、という事に懸命に取
り組まれたわけであります。



   象よりも哀れじゃないか



 インドに行きたての時、おまえは象よりも哀れな人間だと言われた。

 象も、あんなでかい、千五百貫もありながら、七つか八つの子供に尻ひっぱたかれ
ながら、子供が引っ張って歩かない限り、一人では歩けないじゃないか、おまえは、
あれよりもさらに哀れだと。象は自分一人の力で歩けない臆病者であるだけの哀れさ
であるが、おまえのはその上に自分の理屈で自分が迷っている。より一層哀れだと。

 それもこれも、おまえは自分というものの本当の正体を正しく見極めていないから
だと。



   本心を見よ



 求道者にも本物は少ない。盗賊にでも見込みのある奴が居る。本心を見よ。末梢に
とらわれるな。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする