2016年11月26日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   11月26日(土)  海舟のように



 暑いからと言って冷房、寒いからと言って暖房、食い過ぎたと言っては消化剤、こ
ういう調子でやっておると、人間の身体は鍛えられることがない。

 生命というものは、生命のつくる肉体というものは、やはり鍛えていじめなけれ
ば、徒長した麦と同様ふらふらと伸びてしまって、それこそ他愛もないものになって
しまう。肉体的にも精神的にも、左様にして文明はいつも滅びる。

 だからわれわれも先ず海舟(勝海舟)の様に鍛えなければいけない。貧乏しても,
感激を生ずるだけのエネルギー・精神力を持たなければいけない。

 困難ここに到って神経衰弱を生ずるようではどうにもなりません。



   我とは何ぞや



 人々は、落ちついて「我とは何ぞや」ということを考えない。その理由は「我」と
いうものの本質を自覚していないからである。

 「我とは何ぞや」ということを正しく理解していないと、人生観が正当に確立され
ない。人生観が、確立されないと、自己統御が完全にできない。それが正しく理解さ
れた時、初めて確固不抜の人生観が確立され、その確立された人生観が、内的誘導力
となって、自己を完全に統御し得るに至るのである。



   敏の本義



 自分の人生を美しくするために、仕事のために、友人のために、世の中のために、
できるだけ気をつけよう、役に立とう、まめにつくそうと心身を働かすことが敏の本
義である。ひらたくいえば、いつも怠りをしないでいつもきびきびしている。その代
わり世間のくだらんことにはずいぶんと怠けてもよろしい。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする