2016年12月21日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   12月21日(水)  冬至(この日は太陽が黄道の南端を通るので、北半球
では一年中で最も昼の短い日となり、寒気も厳しさを増す)



   六 験



 一、之を喜ばしめて以て其の守を験(ため)す。

 一、之を楽しましめて以て其の癖を験す。

 一、之を怒らしめて以て其の節を験す。

 一、之を哀しましめて以て其の人を験す。

 一、之を苦しましめて以て其の志を検す。



   自己是正に努力する



 他人のことはすぐわかるが、自分のことはなかなかそう容易にはわかりがたいもの
だなどというのは、それは凡人の言いぐさである。

 真に自己省察なるものが、人生向上へのもっとも高貴なことであると自覚している
者は、他人のことに干渉する批判という無用を行わずに、常に自己を自己自身厳格に
批判して、ひたむきに自己の是正に努力することを、自己の人生に対する責務の一つ
だと思量すべしである。
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2016年12月20日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   12月20日(火)  気力旺盛



 気力が旺盛であるということが個人的にも民族的にも最も大事なことで、気力を弱
くしてしまったら、教養が多少あろうが、頭脳・知性が優れていようが、技能が発達
していようが問題でない。気力というものが一番大事で根本的なものである。日本民
族もこの気力を失わなければ、気力が旺盛になれば、いろいろの欠陥は少しも苦にす
る必要はない。

 反対にどんな長所があっても、例えば知性だ、技能だ、その他教養があるといって
も、気力が旺盛でなければ個人も国家も発展しない。



   潜勢力の現実発現



 人間に与えられた特権を、確実に我がものにするために、厳として遂行しなければ
ならない義務と責任とがある。

 それは「潜勢力の現実発現を期成する実際的手段と手法とに対する敬虔なる不断の
実践」すなわちこれである。

 一心に潜勢力発現の手段と方法を実践躬行することこそ、その真諦なのである。



   俗を楽しむ



 人間は俗生活をしておればおるほど、その中に俗に動ぜざるもの、俗に汚れざるも
のがなければならない。それで初めて俗を楽しむこともできる。
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2016年12月19日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   12月19日(月)  肚(はら)を据える



 人間は腹を据えると妙に落ち着くものである。落ち着くと物事がはっきりして来
る。それが真剣であればあるほど、しっとりした情味も滲み出て来る。



   肉体は生きるための道具



 肉体を本位とした人生を生きると、命の生きる力が衰えてくる。だから、まず何を
おいても、第一に肉体を自己と思うような間違いを厳格に訂正しなきゃいけません
よ。

 おなかが痛いときにだね、第三者の人のおなかが痛いのと同じような気分になって
ごらん。「私が痛いんじゃない。私が生きるために必要な道具のおなかが痛い」と思
えばいいんだよ。客観的に考える余裕をもたなきゃいけないのよ。肉体は自分が生き
るための道具だと思いなさい。



   悠久無限



 天地は悠久である。造化は無限である。したがって、人間も久しくなければいけな
い。物を成してゆかねばならない。それは仁であり、忠であり、愛であるが、それを
達成してゆくものは、忍である。
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