2016年12月09日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   12月9日(金)  我が計をなすべし



 どうせ吾吾は飯を食っても胃袋以上には食えない。五尺の身体に 八尺の着物を着
せても着られないのだから、大体衣食僅かに足れば好い。どうかこうか衣食足りれば
それで好いとしたものである。黄金万両を残すもかえって子孫の過ちを増す。書万巻
を残しても子孫必ずしも書を読まぬ。立派な親の大事にした書物を二束三文で叩き
売ってしまう。そんなことは実に悲惨なものである。だから子孫には自ら子孫の計あ
り。我はまさに我が計をなすべし。人世を達観した古人の名文句と思う。



   精神が肉体を支配する



 真理はまことに厳粛で、人間がどう勝手に理屈を脚色しても、すべての神経系統
は、肉体の支配を受けているものではなく、精神=心の支配を直接に享受して、生命
維持の運営作用を行っているのである。



   貴 老



 人間は生ける限り、常にぼけないで、なるべく有意義なことに興味を持ち、道理を
尋ね、情熱を抱き続けることが肝腎である。

 不老長生とは徒に年を取ることではない。いつまでも生きる限り、ぼけないで、人
生に興味を持ち、情熱を抱き続けて勉強することである。

 老人に対して貴老と呼ぶ。好い語である。老人はいつまでも愚老になってはいけな
い。文字通り貴老でなければならぬのである。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 04:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする