2016年12月17日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   12月17日(土)  時 務



 事務のほうは基礎さえあれば、多分に機械的に済むことであるが、時務のほうは、
時という文字が示す通り、その時・その場・その問題に対して、その人間がいかに為
すべきかという活きた問題だから、どうしてもその根本にその人の教養・信念、識
見、器量というものが大切になってくる。教養や識見がなければ真実は見抜けない。
それには多くの学問を学ばなくてはならない。



   官能の啓発



 官能の啓発とは、五官の感覚機能を正確に作用せしめるように訓練することであ
る。われら人間は五官を通じて外界に存在する事物事象をわが心に受容している。い
たがってこの五官の働きが不完全だと、完全に外界の消息をわが心に受け入れられな
くなる。すると心の知覚の作用というものがまた完全に働かなくなり、ひいては認識
の内容も貧弱になる。

 認識力の養成にはどうしてもこの五官の感覚機関のもつ各種の作用を完全にしなけ
ればならない。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする