2016年12月24日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   12月24日(土)  大宅と小宅



 世界の王室においてひとり姓のないのは日本の皇室だけである。日本の皇室は長い
歴史の間に君民一体になって、いつの間にか姓というものが皇室になくなってしまっ
た。つまり完全に国民に同化してしまった。それは親の数から勘定しても分かる。君
民というのは本当に一家だ。皇室は大宅(おおやけ)で一般国民は小宅(こやけ)で
ある。それで小さい方は数が多いから、ちょうど枝葉になるからしてそれぞれ姓が違
うが、それを結ぶ全体性というものに当る皇室は、私姓、私の姓というものが消滅し
てしまった。こんなことは世界の歴史のどこの国にもない。



   適応作用の活用



 適応作用という特殊な作用が人間の生命に、自然から与えられている。この適応作
用を合理的に積極的に活用すれば、生命の衰退速度を緩和防止することができる。外
界から来る各種の刺激に抵抗する肉体の生命力を強くすることができる。

 しかし、適応作用は消極的習慣にも適応するので、温室作りの花のようにならない
ためにも、肉体生活を積極的に訓練する生活習慣におくべきである。



   誠は天の道 A



 然し我々は次第に天地人間から分隔して(これも実は偉大な創造分化なのである
が)己私に執着して誠に叛き易い。その為に折角の性を傷(そこな)って天と断つの
不明に陥った。

 そこに諸々の悪が蔓(はびこ)る。「唯天下の至誠のみ能く性を尽くす事を為す」
である。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする