2016年12月25日

安岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   12月25日(日)  クリスマス  朕



 天皇というものは、国民の一人一派をあらわすものではない。国民全体、民族の根
本的なるもの、全体的なものを一つの形に表したものである。天皇という一つの存在
に表したものであるから、それで朕(ちん)と自称されるのである。それは国民全体
の、言い換えれば国民統合の象徴というものである。



   期待するから失望する



 「まごころ」で行われる行為には絶対の強さというものがある。「まごころ」とい
う「心」の中には、期待というものがないから、当然失望というものがないからであ
る。失望というものは、ある期待が裏切られたときに発生する相対的心理現象である
がゆえに、報償を行為の対象とすると、当然「期待」というものが付随するから、そ
の報償が、期待どおりでないと、すぐさま失望念が発生し、その行為にいわゆるムラ
がでてくる。したがって当然その強さというものが、ややもすると、失われがちにな
るのである。



   挨 拶



 「好い年をして、挨拶もろくに出来ん」と昔の人はよく言ったが、今日は若い者に
限らず、年寄りまでが一向にその挨拶が出来なくなってしまった。それでいて、やれ
思想がどうの、平和がどうのと偉そうな口をきく。そういうことでは駄目だ。という
のが儒教や禅の根本精神であります。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 06:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする