2017年02月28日

「真理のひびき」(中村天風)

   2月28日(火)  天風箴言(二十)



 模倣も極致に到達すると 真実と同様になる。この真理に則って 善いという事は
極力 模倣に専念すべきである。



(模倣というものは、その心の思いかた、その人の考え方で、良くも悪くもなるもの
である。できるだけ善いことは極力真似をすることである。そして人にめいわくかけ
るような悪いことは決して真似をするべきではない。

 自己を完全に啓発し、自己を真実に向上させ人の世のため真に役立つという真人に
なるために、ひたすら、何でも善いことを模倣する事に専念すべきである。そして悪
いということは、特に人の迷惑になるようなことはうそでも真似をしないことだ。常
に営々として至誠実践の模倣に志し、気取らず、ぶらず、天真流露の純真を発揮し
て、一念不動践行に努められることをあえて熱烈にお奨めする。)

     良師は以て須らく宝と為すべし 良友は以て須らく鑑みと為すべし
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2017年02月27日

「真理のひびき」(中村天風)

   2月27日(月)  天風箴言(十九)



何人も 成功を希望して居りながら 案外、否らざるものの多いのは 其の心に 積
極性のものが 欠けて居るからである。



(積極的精神態度が、人生の自律基盤として絶対的であるという理論は、天風自身が
身をもって、あるいは病難に、あるいは運命難に、思い見るだに、われながら万丈の
波乱などという形容の言葉ではとうていその十分の一をも納得できないといってよい
ほどの、危険以上の危険をあえて冒して体験した現実から直感したものである。いい
かえると、理論から得た智識をもとにして体験したものでなく、現実の体験から獲た
インスピレーションで、実感的に肯定したものである。平素講述するとおり、インス
ピレーションは、まさに的確な断定である。さればこそ、いかなる場合にも積極性を
失うなかれと、力説し強調するのもこれあるがためである。積極ということには峻厳
侵すべからざる四つの条件がある。

 すなわち、尊さ、強さ、正しさ、清らかさ、という四大要項である。しかし、「貴
さに慣れて、小成に安んずるなかれ」である。要は、常に日々新たにして日々新たな
るべし、という心持を心にもつ事である。)

 
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

「真理のひびき」(中村天風)

   2月26日(日)  天風箴言(十八)



 人生に 活きる際 気取ったりぶったりせぬように 心がけると どんなに 心に
余裕が出来るか わからない。



(禅の言葉に、「無碍自在」というのがある。これは心に何ら執着のないときの心の
力が、その融通性を百パーセントにして、その可能率を向上するという意味を喝破し
たものと思う。これは理屈でなく、心に何らの執着もない場合は、いいかえると心が
何もの何事にもとらわれていないときには、これを形容すれば、円転滑脱、自由自在
に、臨機応変の対応ができるものであるということは、われわれが人生において経験
する事実がしばしばこれを証明している。反対に心に何かの執着、すなわちとらわれ
があると、心の力はたちまちに委縮して、その可能率が著しく低下する。生命の生存
と神経系統の密接な関係を強く認識しなければならない。神経系統というものは人間
のいのちを活かす生活機能の中で一番大切なものいいかえれば神経系統の生活機能の
おかげでわれらの生命はこうして活きながらえていられるのである。自分は宇宙真理
を知得実行する特別の人間だとか、あるいは仲間を凌ぐスーパーな存在だとかという
ように、ことさらにぶること、気取ることを絶対に厳戒しなければならない。つかの
間といえどもゆるがせにすることの許されない金科玉条である。)



  あるがままにわれある世とし活き行かば 悔いも怖れも何ものもなし
posted by 林田カイロプラクティック院 at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする