2017年02月16日

「真理のひびき」(中村天風)

   2月16日(木)  天風箴言(八)



 人間の 生命の力を 向上的のものであると 正しく気づかぬ人は 其の一生を平
凡無為で終わることとなる。



(多くいうまでもなく、人間とは万物の霊長たる優秀な生物である。したがって、そ
の生命の力は当然向上的なものである。それは、現在われわれが日々の事実の中で見
聞する幾多の新しい発明や、価値高い創見等に想いを到らしたら、この重大な現実
は、ただちに直感できるはずである。人間は努力しさえすれば誰でも、男女の区別な
く、自己を現在よりはるかに価値高く向上させることができる。いいかえれば人間の
生命の力の本来は努力という推進力を与えさえすれば、ちょうど下り坂の車を加勢を
与えて押したのと同様にきわめて容易に向上するものである。凡そ人間何が憐れだと
いって、自己を信ずることのできないほど憐れなものはない。)
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2017年02月15日

「真理のひびき」(中村天風)

   2月15日(水)  天風箴言(七)



 報償を目的としたり 恩に着せる心もちで 為される言行は 真の誠意でもなく 
又親切でもない。



(人と人との世界に活きるお互い人間は、常にいかなる場合にも、偏りのない公平で
美しい愛情と、真の誠実さを心として尊い思いやりで助け合うという、いわゆる文字
通り親切本位で共に活きることが最高の理想であらねばならない。しかも、それを真
に現実化するには、要するに、私心のない言行が、何をおいても必要とされる。そし
てこの先決的な要訣である私心なき言行とは、報いをあてにしたり、自己の言行を相
手に恩着せがましく思わせようとするのでは、その意味がまったくなくなってしま
う。

 人生の根本哲理は、自我を本位としない生活こそ真の人間に与えられた最高至純の
合理的なものであるということである。いいかえれば、人間は無私無我の生活を本位
として活きてこそ、ほんとうの人間としての幸福----健康と長寿とよき運命----を求
めなくても恵まれるというのが、この世ある限りいささかも変わることのない、人生
に賦与されている宇宙真理なのである。)



「慈悲というものは強いられるべきではない。慈雨のように天からこの大地へ降り注
ぐものだ。」----------------シェイクスピア (木下順二訳)



「真の人生生活は、自己のためだけでなく、人類すべてのためにある」----天風哲人
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2017年02月14日

「真理のひびき」(中村天風)

   2月14日(火)  バレンタイン  天風箴言(六)



 信念の重要な事は大抵の人の知るところである。然し、それを 現実に堅持してい
る人は 極めて少ない。



(およそ、われら天風会員たるものは、いずれも皆人生に対する信念の重要性を十分
に知っているものと信ずる。天風会員は、すべからく信念で寝て、信念で起き、信念
で一日中を活きるべしである。ヘブライのソロモン曰く、「人の真の価値は、黄金に
あらず、また宝石でもない。さりとて、名声でも権勢でもない。ただ信念の有無にあ
り」と。

 であるから、信念の人生に対する、峻厳なる重要性を、少しの間といえども蔑(な
いがし)ろにしてはいけない。)
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