2017年02月04日

「叡智のひびき」(中村天風)

   2月4日(立春)  天風箴言(二十八)



 真の平和とは、理屈を超越して、その心の中に「和合」の気持ちを有(も)つ事で
ある。およそ感情で争う人位醜いものはない。



(多くいう必要のないほど、平和という言葉は現代の世界人のいわゆる民族常識のス
ローガンになっている。がしかしである。しからば、その平和なるものが、どこかに
真実に果たして現実化しているかというに、遺憾ながら「否」とこたえざるをえない
のが今の世の実相ではあるまいか! そもそもこれは一体どういうわけなのであろ
う? かりにも、人という人のすべてが、平和ということを心の底から念願している
にもかかわらず、一向にそれが現実化されないというのは? 私は思う。それは畢
竟、平和を現実化するに、何よりも必要な「和の気持ち」というものが、人間の個々
の心の中に欠けているという、おろそかにすべからざる事実があるからであると。

 すなわちこの「和の気持ち」というものこそ、平和現実を具体化する唯一つの根本
要素なのである。それは、人々の個々の心に、真実に「和の気持ち」を現実に培養す
ることが出来るかという事に対する理解である。そこでしからばどうすればこの目的
を達成できるでしょう? 私はあえていう。「それは、何よりも、第一に個々の家庭
生活の日々の暮らしの中に、真実の平和を築くことだ」と。)
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする