2017年02月10日

「真理のひびき」((中村天風)

   2月10日(金)  天風箴言(二)



 価値ある人生に活きるには まず自分の本質の 尊さを 正しく自覚することが必
要である。



(人の一生は、なんとしても一回限りのものである。絶対に二生はない。生まれか
わったようだということはあるが、それは、ただ観念的に想定した二生なので、現実
の二生というものは、決してないのが実際である。その上にこの世にわれわれの生き
ている期間というものが、どんなに長生きしても、久遠永劫の宇宙生命の長さに比較
すれば、夢一瞬の短いものである。而して、事実がまことに峻厳かくのごときである
以上は、いかなる場合にも、その生命存在の状態をできうる限り価値高くあらしめね
ばならない。

 そもそも人間の本質というものが、いかなる尊さをもっているかというと、結論的
にいえば、人間というものは、厳格に論断すれば、健康的にも運命的にも、常に幸福
に恵まれるように、本来が作為されているという点に帰納される。そのためには、
「万物の霊長たる人間の真の生活目標の決定」が大事である。その理想的な生活目標
とは『霊性の満足』である。 @本能の満足 A感覚の満足 B感情の満足 C理性
の満足 この4つの満足を欲求するという意念は一般人類の共通的な人生欲求である
が、この欲求の炎は火と燃ゆるのに比べて、現実に満足を感じる獲得は、いつもあま
りにも少なすぎるのが通常のありさまである。であるから、人生の生活目標を、『霊
性満足の生活』 に置くべきである。

 そのためには、日々の言行を、できる限り、人の世のためになることだけを本位と
し重点とするという心がけを、自分の心とすることである。もっと具体的にいえば、
いつも真心と愛の心で、一切に対処するようにするのである。)
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする