2017年02月15日

「真理のひびき」(中村天風)

   2月15日(水)  天風箴言(七)



 報償を目的としたり 恩に着せる心もちで 為される言行は 真の誠意でもなく 
又親切でもない。



(人と人との世界に活きるお互い人間は、常にいかなる場合にも、偏りのない公平で
美しい愛情と、真の誠実さを心として尊い思いやりで助け合うという、いわゆる文字
通り親切本位で共に活きることが最高の理想であらねばならない。しかも、それを真
に現実化するには、要するに、私心のない言行が、何をおいても必要とされる。そし
てこの先決的な要訣である私心なき言行とは、報いをあてにしたり、自己の言行を相
手に恩着せがましく思わせようとするのでは、その意味がまったくなくなってしま
う。

 人生の根本哲理は、自我を本位としない生活こそ真の人間に与えられた最高至純の
合理的なものであるということである。いいかえれば、人間は無私無我の生活を本位
として活きてこそ、ほんとうの人間としての幸福----健康と長寿とよき運命----を求
めなくても恵まれるというのが、この世ある限りいささかも変わることのない、人生
に賦与されている宇宙真理なのである。)



「慈悲というものは強いられるべきではない。慈雨のように天からこの大地へ降り注
ぐものだ。」----------------シェイクスピア (木下順二訳)



「真の人生生活は、自己のためだけでなく、人類すべてのためにある」----天風哲人
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする