2017年02月23日

「真理のひびき」(中村天風)

   2月23日(木)  天風箴言(十五)



 健全なる精神は 人生の一切に対して 其の心の態度が 積極的である時にのみ 
正しく 作為される。



(多くいうまでもなく、精神状態の健全ということが人生を健康的にも運命的にも完
全に解決する唯一の根本要素であるということが、峻厳なる人生真理であると同時
に、また侵すべからざる自然法則であるということは、古今東西を通じて普遍的によ
く知られていることである。「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」という文化の未
発達な時代の人間のいっていた過去思想をさも絶対真理のごとく思ったりあるいは口
にしたりすべきではない。そもそもこの言葉は、相対理論であって絶対真理でないの
である。しかし、この言葉を絶対の真理のように軽率に早合点している人が、専門の
医者やあるいは学究の中にも今なおかつ相当多い傾向がある。精神の積極状態とは、
厳密にいうと二つに分類される。 A 絶対積極 B 相対積極 、そして絶対積極と
は、「何事に対しても虚心平気の状態」、相対積極とは「何事に対しても、できうる
限り明朗恬淡溌剌颯爽として対応すること」

 人生建設の先決要諦である健全精神の完成は、その基本条件である精神状態を絶対
積極の状態に到達させることである。そしてその到達過程の方便手段として、相対積
極からまず到入すべきである。)
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする