2017年03月05日

「真理のひびき」(中村天風)

   3月5日(日)  啓蟄(地中で冬眠した虫類が、陽気で地上に這い出す頃)

            天風箴言(二十四)



 真人たらんには その生活を考慮するに先立ち 生存を確保することを 第一に認
識すべし。



(連日講習する教義は、その大部分が、この箴言誦句の眼目となっている生命の生存
確保のための実際的手段と方法である。が、世人の多くを見ていると、案外にも相当
の教養ある人でも、日々の生命に対する生活のみを考慮することにその人生の重点を
置いて、何よりもおろそかにすることが許されない生存という人生の基礎的な重大事
を、むしろ考えなさ過ぎるといってよいほど全く考慮の外において、しかもそれで万
全の人生を獲得、もしくは建設できるもののごとく考えて、その考えが人生処置に対
して極めて不全なものであるということを少しも気づかず、毎日をただ生活のことの
みを専念に考え、それを実行することに日もこれ足らずというふうに、あくせくと心
を使って貴重な人生を過ごしている実際傾向がある。そういう生活をしていると、肝
心要のいのちのちから「生命力」が委縮減退してしまう。そのため、努力徒に空しく
して効果極めて少なしという遺憾なる結果が心ならずも生じてくる。

 生命の生存確保の方法を正しく実行すると、即座に宇宙エネルギーの受け入れ態勢
が期せずして用意されることになるがために、自然と生命活力が充実してきて、健康
のごときはもちろん、運命関係も、まるで天馬空を行くがごとくに、極めて有意義
に、感謝以上の現実復元をするのである。お互いに清い心で尊さに慣れていないかを
反省し、生存確保の践行に努力することである。)
posted by 林田カイロプラクティック院 at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする