2017年03月24日

「真人生の探求」(中村天風)

   3月24日(金)  緒言 幸福な人生



 また一方働いても稼いでも一向に良い運命の来ない人や、あらゆる手段方法を尽く
しても少しも頼もしい健康を獲得できない人などは、自分という人間を極めて力弱い
もののように考定し、所詮はこうした因果な生まれつきのもののようにさえ思い決め
てはいないであろうか! 

 然し、もしもそうした断定や考え方を、間違いのないもののように思惟していると
したら、人間なんてものは、名目のみ徒に万物の霊長といわれる美名をもつも、内容
は空虚な憐れな存在だということになる。そして、そういう人は、到底生涯を通じて
いわゆるより良い人生などというものは味わい得ず、徒に、運命に対しても、憐れな
虐げられた者でその一生を終わらねばならない。

 そこで先ず真面目に考えたいことは、人間とは果たして多くの人々の考えているよ
うな、つまらない下らないものであろうかということである。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする