2017年12月13日

「錬身抄」(中村天風)

   12月13日(水)  第五章 健康と住居に関する理解



 真健康の確立に対して住居ということもまた決して忽せにすることを許されぬ枢要
なる条件である。

 住居というものは、人類の生活を保全するために、食物と相まって必須とされるも
のであることは敢て論を待たない、即ち、人類生命に対して頗る密接なる影響関係を
有しているものなのである。

 住居は、只住めればよいというだけではいけない。如何なる家屋が理想的のものか
というと、

  (A)空気の流通の良好なること

  (B)日光のよく当たること

という二つの条件が具備されていることである。

 空気の流通が何よりも枢要なものなのである。平素生活部分の大部分を過ごす居間
や書斎の如きはたとえ寒中と雖も、甚だしい雨降りや烈風の吹かぬ限りは時々戸障子
をその一部分を数分間でよい故、しばしば開放するという注意を実行すべきである。
特にその室を使用せぬ時は、その窓なり障子なりの一部分を開けておくか、さもなけ
れば、使用の直前に思い切って数分間全部を開放して新鮮な空気をいれてやることで
ある。

 一体、多くの人は、風邪ひきの原因を冷えた空気に当たることのように思い込んで
いる傾きがあるが、この考え方はかなり間違っているのである。そもそも、感冒とい
うものは、第一に肉体の活力が減退して抵抗力が弱っているという事がその根本原因
なのである。

 であるから、厳密に言えば肉体に活力が充満し抵抗力が旺盛であれば、寒い風や冷
たい空気に接触しても感冒にはかからないものなのである。

 たとえ寒中室内にいる時と雖も、入念に空気の流通を良好にする注意を実行するこ
とが肝要なのである。

 それから次は「室内に日光のよく当たるようにすること」である。というのはゴミ
やホコリの中に人体に有害なバクテリアやその他の細菌が混入しており、殆ど大抵の
バクテリアやその他の細菌は日光の力に敵すことが出来ない。かるが故に室内に出来
るだけ日光の光線の透射するようにすると、自然とバクテリアやその他の細菌が死滅
する率を多くするのである。
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2017年12月12日

「錬身抄」(中村天風)

   12月12日(火)  特別付録



 食品の特殊効果

○甘塩は血液を新鮮にならしめる。

○ネギ、ニンニク、ニラ等は脳の強壮剤になる。

○ショウがはセキを軽くし、特にそのしぼり汁を温めて飲むと悪寒を治す効果があ

 る。

○キュウリは、消化力を増進し、呼吸作用を旺盛にする。

○茄子は、淡を切る効能がある。

○たくあんも、頗る効果あるもので、人によると不消化のものの如くに考えている

 人もあるようであるが、事実は全く正反対なので、即ち消化促進に効果あり、そ

 の上便通を良好にする特効がある。

○甘薯、イモはその種類を問わずすべて繊維の多いものであるために便秘に非常に

 効果がある。

○カボチャもまた、イモ類と同様の効能がある。

○味噌汁は栄養不良を補足する偉効がある。

○梅干しは消化を助け細菌を殺し、鉛毒さえも駆除する効果が顕著にある。
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2017年12月11日

「錬身抄」(中村天風)

   第十一節 食品に対する参考



 ○アルカリ性食品

(イ)果物の一切

(ロ)蔬菜の一切

(ハ)緑茶=最も多分にアルカリ成分を含むことに於いて食品中の王座を占める。

(二)コーヒー

(ホ)海藻類一切

(ヘ)コンニャク

(ト)イモ類と栗、椎のみ、カボチャ、ユリ根

(チ)筍及びきのこ類

(リ)香のもの一切

(ヌ)乳類

(ル)豆類及び豆腐



 ○酸性食品

(イ)各種獣肉一切

(ロ)魚介類一切

(ハ)ココア及びチョコレート

(二)各穀物類一切

(ホ)鶏卵

(ヘ)酒類一切

(ト)砂糖入り菓子類一切
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする