2018年03月01日

「研心抄」(中村天風)

   3月1日(木)  全国火災予防運動  「心」とは何ぞや?



 意志とは、真我そのものが絶対純正のもので、その純正なるものの属性であるか
ら、これまた絶対純正なものなのである。そしてその力もまた絶対的のものなのであ
る。

 ところがよく世間には、どうも自分は意志が弱くて困るとか、あの人は意志の弱い
意気地なしであるとかということを平然という人があるが、それは畢竟意志というも
のの本質を弁知せぬためと、そしてまた意志を精神作用の一種のように皮相的に考え
るからの結果に外ならない。

 前述の通り意志そのものは絶対的のもので、ただそれが強いとか或は弱いとかとい
うように感じられるのは、その発現の際の状況条件の相違があるからなので、即ちそ
の発現習性が完全に附いている場合は、その本来のままに絶対的に作用するが、そう
でない場合にはその本来のままを作用しないからである。

 だからこうした理由からしても、吾人は須らく人生に対する当面の急務として、意
志の力の発現を習性づける合理的の手段を知得しなければならないのである。



 そもそも意志の力の発現に対し、どういう手段が合理的かというと、常住精神状態
を積極的に把持し、必ず統一してこれを使用するということである。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする