2016年08月29日

安岡正篤「活学一日一言」

   8月29日(月)  家庭の力 @



 家庭というものは全く人間生活の基礎であり民族興亡の拠り所でありますから、こ
れを出来るだけ正しく、美しく、力強くしてゆかねばなりません。その為には、なる
べく家族水入らずの気安さ、小ぢんまりとした手入れのとどく住宅、決して贅沢でな
い衣食、静かで、考える余裕のある生活、濫(みだ)りにならぬ社交が必要でありま
す。



    六十の手習い



 老人になると物覚えがわるくなるというが、老年になったために記憶力が減退した
のではない。大抵の老人は自身の若い時代のことなどを話し出すと、その当時の事実
を細大漏らさず実に詳細に述べる。老年になったから記憶力が減退したのではなく、
注意力が散漫になり、物事を完全に記憶しないようになったのに相違ない。

 老年者でも有意注意を習性化すると、青年に劣らぬような記憶力が作られることか
らでもこの消息は諒解される。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 08:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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