2016年11月29日

正岡正篤「活学一日一言」、中村天風「一日一話」。

   11月29日(火)  精神の炉を造る



 残念ながら人間というものは都合の好い手段方法などでは決して救われない。人間
はその魂から湧出する思想・叡智と、その努力とによってのみ真の解脱がある。迂遠
な様でも、我々はまず真剣な新しい理念の火が潜かに伝わってゆく精神の炉を造るこ
とに努力せねばならぬ。



   善悪の判断基準



 その時代の人間どうしの都合や便宜で作為した、いわゆる第二義的の倫理道徳を標
準としたのでは、物事の善悪を正当に判断することは、しばしば正鵠を失することが
往々にある。

 故に物事の善悪邪正を判断する最も合理的な考え方は、その事柄が現代の人間生活
上絶対に必要のことか否かということを基準として考察することである。ただしこの
場合決して個人の生活を本位とせず、あくまで己の生活している社会全体を標準とし
なければならない。



   ひらめく



 書を読むの際は、生きた人生に連想が及ぶことが必要だ。それを頭がひらめくと云
う。学問が身についてきた証拠だ。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 05:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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