2017年08月27日

「真人生の探求」(中村天風)

   8月27日(日)  (イ) 内省検討



 但しこの場合のいいか悪いかの決定目標は、思考に関する事実問題に対する理由の
是非でないことは勿論なので、即ち、その事実に対応する心の態度が

、積極的であれば即ち「是」、消極的であれば即ち「非」 ということになるのであ
る。そして、飽くまで、心を「是=積極的」 状態で一切の事物事象に対応するよ
う、大いに努力の鞭撻を心に与えるべきである。

 禅家の教義にも「念々思量底を弁別せよ」 というのがあるが、これは私のここに
いう内省検討と同じ意義のことと推量される。

 とにかく、お互いに、真理に則って正しい向上への人生を建設しようとする者は、
このように、自己の心の行う思考状態の客観的批判を、刹那刹那実行する位の余裕を
心にもたして活きるのが、ほんとうに生活を味わい得る貴重な人生真理だと悟らなけ
ればならない。そして、その余裕を現実に心に作ることを、常住の心がけとするべき
である。
posted by 林田カイロプラクティック院 at 06:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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