この真理行修誦句集を、毎年行われる夏季特別修練会で行修する真理瞑想の
偈辞を集録した既刊の真理践行誦句集の続編として刊行する。
その内容は、研修篇と瞑想篇とに分かれ、研修篇には、主として天風哲人の著書
「研心抄」に掲げられた跋辞を収め、瞑想篇には、秋季に開かれる真理瞑想補成行修
会(瞑想行修会と改称)で与えられる暗示誦句を集録したものである。
各篇ことごとく宇宙、人間および生命について、その本質を解明する珠玉の文字、
願わくは朝夕慎ましく心誦あるいは読誦、心魂に刻み、もって宇宙、人生の真理悟得
の鍵とされんことを。
昭和四十七年七月
財団法人天風会第二代会長 安 武 貞 雄