幸村の心を開かせた兼続の良さは人質に来た幸村に景虎(玉山鉄二)を重ね合わせた
ことである。景虎は御館の乱で上杉家の家督を景勝(北村一輝)と争った人物であ
る。御館の乱は遺言の捏造や本丸の占拠など景勝方に非がある内乱であり、敗北して
自刃した景虎は悲劇の武将である。
主人公側が正義と言えない御館の乱は義の武将を描くドラマとしては後味の悪いもの
であったが、勝利した側の兼続が景虎の悲劇を記憶し、行動の指針にしていることに
一抹の救いがある。都合の悪い過去から目を背け、水に流してしまうことが日本人の
悪癖だからである。
ドラマでは越後に戻ってきた幸村が雪の中を直江屋敷の門前に佇む。北国の冬は寒い
が、雪が降ると、それまでの凍てつくほどの寒さが心持ち暖かく感じられる。雪のよ
うな温かさを持った兼続の義の精神が凍てつく幸村の心を融かしたシーンであった。
http://www.222.co.jp/netnews/netnews.php/articles/detail/SN/38722m
『情報活用入門 Word,Excelと共に』を読む 林田力
http://www.book.janjan.jp/0905/0905243954/1.php
「司法試験にマンション建設反対運動が登場」ツカサネット新聞
http://www.222.co.jp/netnews/netnews.php/articles/detail/SN/38493

