2009年11月03日

『東野圭吾の謎 東野作品の研究・考察集成』の感想2

『東野圭吾の謎 東野作品の研究・考察集成』の感想2
 第2に漫画との比較である。「時生とドラえもんの共通点」など漫画との比較が多い。ここには謎本が漫画研究から出発したことの影響が感じられる。
 特に参考文献に『ドラえもん』1〜45巻が挙げられているように、藤子・F・不二雄作品には詳しい。のび太の不幸な運命を変えるためにドラえもんが未来から来たという説明を歴史改変のパラドックスの観点から「納得できかねる話」とする(118ページ)。同じ出版社の世田谷ドラえもん研究会『ドラえもんの秘密』と同じ主張になっている点が興味深い。
 第3に文章表現である。本書は「であるが……」「だろうか?」など断定を避ける文章の終わり方が圧倒的に多い。これは一般の論文では避けなければならない表現だが、謎本では有益である。謎本では作品の矛盾点の指摘や著者の独自の解釈が盛り込まれる。それは謎本の読者である作品ファンからは重箱の隅をつつく行為や牽強付会に受け止められ、反発される危険がある。このため、本書が結論を押し付けるような書き方をしていない点は好感が持てる。(林田力)
http://www.book.janjan.jp/0910/0910252198/1.php
http://tokyufubai.jugem.jp/?eid=1067
林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4904350138
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0001030341
市民メディアは「左」が定位置
http://www.news.janjan.jp/media/0910/0910302452/1.php
桐田詩夜葉
http://hayariki.269g.net/article/15013919.html
http://avancelg.iza.ne.jp/
posted by 林田カイロプラクティック院 at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事転載 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック